社会起業家支援・育成プラットフォーム事業LINK 最終選考会を開催
1月23日、オリナス・パートナーズが主催する社会起業家支援・育成プラットフォーム事業LINKの最終選考会をバングラデシュのダッカで開催し、渋滞緩和アプリ事業を行うGobd社を優勝者に選定しました。同社以外にも、農業や教育などの社会課題解決に取り組む起業家がLINKを通じて集っており、今後は当社支援のもと、事業化加速のために日本企業・組織との連携を進めていきます。
LINKは、途上国の社会起業家と日本企業・組織のコラボレーションから新規事業を生み出すことを目的に、現地社会起業家に対して日本企業・組織や専門家、投資家と関係を構築し、事業を飛躍させる機会を提供しています。
第一弾としてバングラデシュで開催したLINKは、農業、エネルギー、ヘルスケア、教育、ICTという5分野を設定して昨年11月より応募を開始し、計34名が集まりました。書類とインタビューによる1次・2次選考を経て5名が最終選考に臨み、審査員である日本・バングラデシュのビジネスリーダー、JICA職員、当社共同代表の深町等を前に自身のビジネスプランについてプレゼンテーションを行いました。選考会には、JETROバングラデシュ河野事務所長へもご同席いただきました。約80社・名の企業、公的機関、個人、メディアの参加を得て、大きく注目を集めるプログラムが実現しました。
選考の結果、同国最大の社会課題である交通渋滞・物流ロスに取り組むアプリを開発・運営するGobd社が優勝者として選ばれました。同社は約20万人のユーザーに、道路状況や公共交通機関の運行情報等をリアルタイムで伝える仕組みを構築しており、社会課題解決インパクト・今後の事業のスケールアップ・企業とのコラボレーションの可能性が評価され、選定されました。
Gobd社の共同創業者・COOのFarhan Rahman氏は、2/26-29の期間に日本企業・組織とのビジネス連携を進めるために当社招待により来日し、「40億人のためのビジネスアイデアコンテスト(2/27、IC-Net主催、当社協賛)」、当社主催のLINK報告会やその他イベントに参加する予定です。LINKをプラットフォームとして、今回の選考を経て出会った現地社会起業家との繋がりをもとに、日本企業・組織との連携を推進していきます。
LINKウェブサイト:www.link-orinuspartners.com
メディア掲載: -Daily star: http://www.thedailystar.net/bytes/gobd-top-social-business-208711 -Dhaka Tribune(P19): http://issuu.com/dhakatribune/docs/160127200350-5f1fd141158d41418d2bdd4ca24a4558/19?e=6924309/33068734