【開催報告】社会起業家支援プログラムLINK報告会・シンポジウム
2/29(月)、社会起業家支援・育成プラットフォーム事業「LINK」の第一回報告会・シンポジウムを六本木ミッドタウンにて開催致しました。当日は、民間企業の海外事業/新規事業ご担当者、国際協力団体、また研究者の方など、幅広い分野の方々にお越しいただきました。
共同代表深町による当社の事業紹介に続き、LINKプログラムの報告では、共同代表打田から当プログラムの説明及び、今回の応募で集まったバングラデシュの社会起業家たちの事業を紹介致しました。
第1回コンペティション優勝者、GObd社の共同設立者/COOのFarhan Raman氏の事業紹介では、首都ダッカの人々にとって深刻な問題である、交通渋滞の課題を解決するため、渋滞回避アプリ事業を立ち上げるに至った経緯、ビジネスモデル、そして当事業の今後の展望について語られました。自らの生まれ育った環境の持つ社会課題を解決に取り組む、途上国発の起業家の生の声が聞けるユニークな機会となりました。
後半のシンポジウムでは、Farhan氏、ARUN 功能氏、NEC/GRA渡辺氏、共同代表打田をパネリストとして迎え、どのように社会課題を設定しビジネス構築へ繋げたか、動機、社会課題解決とビジネスを共に成し遂げることのメリットや課題、現地/海外パートナーにどのような役割を期待するか、などについて語られました。
ご来場者からも盛んに質問をいただき、途上国における社会課題解決型ビジネスについて、議論を深めることができました。また、交流会においても多くの出逢いが生まれました。ご来場の方々、パネリストとしてご参加頂いたFarhan氏、功能氏、渡辺氏に感謝申し上げます。本イベントで生まれた新たな協業の可能性を活かし、途上国ビジネスの更なる発展に繋げてまいります。