10月14日に産業能率大学で講演しました
10月14日(金)、共同代表の深町が産業能率大学湘南キャンパスにて「国際文化比較」及び「上級英語」の授業にてゲストスピーカーとして参加いたしました。
これまでのキャリアを通して「国やセクターを超える多様な文化の橋渡しや調整を通して、国際的なコラボレーションを作り続ける事で価値を生み出してきた事」、「その為に、異文化を理解し尊重する姿勢そのものが重要で価値を生む事、英語はその為の良きツールである事」を中心にお話しました。深町の幼少期のパキスタンでの原体験から、大学時代のカンボジア国際教育NGOインターン、ヤンマーでの北米事業立上げや工場運営、そして現在の途上国ビジネス開発について、現地写真などを豊富に盛り込んで丁寧に伝える事で、背景知識の少ない学生の方々も興味を持って頂く事ができました。
授業では、「国際コラボレーション」をテーマとしたケース課題を事前に出し、当日に向けてグループでディスカッション及び資料作成を通して準備をして頂きました。ケースは(1)途上国インクルーシブビジネス/BOPビジネスにおける化学メーカーとマイクロファイナンス機関、(2)家庭における音楽家と国際ビジネス従事者、(3)米国工場における米国現地従業員と日本人駐在員、というテーマを独自に作成し、ディスカッションの素材としました。課題へは熱心に取り組んで頂き、示唆深い回答も多くありました。
ビジネスを専門とする大学という背景もあってか、インクルーシブビジネス/BOPビジネス及び国際ビジネスへの関心は高く、授業後半は30分以上質疑応答で対話が続き、終了後もしばらくお話をさせて頂きました。「国際文化比較」は日本語での約100名の大講義であるのに対し、「上級英語」は英語での3名の授業という密度も言語も異なるものとなりました。双方の授業へ出席し、熱心に質問をして下さった学生さんもいました。
オリナス・パートナーズは、将来の仲間となるグローバル人材、社会課題解決志向人材の育成に積極的に取り組んでおり、今後も参加者が世界を広げ、志を軸とした前向きなキャリアを作る事に貢献できるよう、活動を続けて参ります。
写真:産業能率大学湘南キャンパス 風景